恵那くらしビジネスサポートセンター

電話番号/0573-26-2266 ご利用時間/9:00〜17:00 定休日/月曜日、年末年始

仕事をさがす

きらりと光る恵那の企業

株式会社MARUKA

耐火物のプロフェッショナル

 

【社長インタビュー】代表取締役社長 加藤博靖さん、取締役 製造部部長 加藤文宣さん

耐火物の製造で、陰から日本を支える

まず、御社の事業内容についてお聞かせください。

「当社の事業をざっくりと言えば、容易に耐火性の壁を構築できる耐火材料(キャスタブル)や黒鉛を使ったルツボなどの耐火物製品の製造です。

その他に機材の管理・メンテナンスなども行っています。

創業当時は食器などを焼くための『窯』の炉壁を作る「くれ」と呼ばれるレンガの原形を作っていたようです。高度成長時代には機械化が進み耐火レンガを大量に製造していましたが、時代と共にレンガの需要が減り、容易に耐火物の壁を構築できるキャスタブルの製造へと変わりました。

耐火物の壁の構築方法もセメントのように流し込む手法から現在では吹き付け工法に進化し、その工法で使用する機材の管理やメンテナンス事業も始めています。製造した製品は製鉄所、製油所、化学工業などの大手企業のプラント内部の炉壁や原子力発電所で使用される特殊な焼却炉の炉壁に使用されています。

最近では独自の製造法を開発して製造しているファインセラミックス材料(窒化ホウ素)のナノサイズ粒子を活用した商品を開発し、半導体やEV/PHV向けのパワーデバイスの放熱材料として製造を開始しました」

重要なのは興味とやる気

どのような人材が御社にフィットすると思いますか?

「現在30数名(20代後半から65歳以上)で業務をしているため『何かに特化している』というよりは、フレキシブルに働ける人がフィットすると思います。あと、うちは新卒採用よりも中途採用が多いですね。
一言で言えば、大雑把な方は向かないかもしれません。(笑)なぜかと言うと、1ml(cc)単位で素材を調合したりするので、『これくらいで良いか』と感覚的な方だと難しいかもしれません。

あとは、すぐに結果が出る仕事でもないため、成果をすぐに求める方にとっては、少しもどかしく感じてしまうことがあるかもしれません。

研究職の場合にも、化学についての知識はあった方が良いですが、やる気次第で誰でもできる仕事です。興味があって、やる気があれば誰でもできますよ」

 

 

社員は家族 だからみんなで支え合う

入社後の教育体制や評価制度はどのようになっていますか?

「社員は家族のようなもの。『みんなで育てていく』という姿勢です。
評価制度は、公務員型を採用しており、評価は毎年行っています。お給料のランクは3段階、あとは管理職のレベルがあります。賞与は年2回、昇給が年に1回あります。その都度、個人面談をして評価を行います」

長く勤めている方に何か共通点はありますか?

「『頑固で意志が強い人しかいません』という感じではありません。色々な人がいますよ。やっていることは特殊ですが、みんな普通の人です。(笑)」

ページ先頭へ