株式会社シノダック
製造から施工まで手がける、テントのプロフェッショナル
【社員インタビュー】製造部 縫製担当 田口尚斉さん(2年目・23歳)
私は大学時代、保育士を目指していました。しかし、実習をする中で自分が思い描いていたイメージとのギャップを感じ、他の進路を模索していました。
その時、名古屋の就職フェアで篠田社長と池下常務と出会います。2人からいろいろとお話を伺う中で、人としての魅力を感じ、会社に興味を持つようになったのがきっかけです。その後、工場見学をさせていただき、想像もしていなかった分野ではありましたが、ここで働こうと決意しました。
現在は縫製を担当しており、入社後はまず、テントを縫うミシンの使い方を覚えることからスタート。同時に現場を見学させてもらい、その後実際に現場で作業を行うようになっていきました。
設計がやりたくて入社したものの「設計をする上で、現場を見ないとできないよ」と言われ、今まで現場での作業も頑張ってきました。「設計をしたい」という目標があったので、現場で得るものはとても大きかったです。
何も知らないとことからのスタートだったため、初めは挫けそうになったこともありました。でも、周囲の方が「気にしなくて良いよ」と言ってくださったのをよく覚えています。
はじめは、それを素直に受け入れられないこともありましたが、後から考えるとそうした言葉で救われていた部分が大きかったなと感じています。私の場合、言われたことが悔しくて、かえって「絶対に辞めないぞ」とも思いました。
若くても頼りにしてもらえる それが嬉しい
テントをミシンで縫った後に、寸法を測ります。その時、誤差なくぴったり合うととても嬉しいですし、やりがいを感じます。
「この作業がなぜ必要なのか」と理解するのに、1年くらいはかかったと思いますが、それがわかってからは「これをこうするためには、これをしないと」と自分から動けるようになりました。そうして出来上がったものを見ると、この仕事をしていて良かったなと思うことができます。
始業は8:30です。そこから5分間は、社員全員での清掃時間。各自社内で担当している箇所を清掃して1日が始まります。それが終わると朝礼です。連絡事項などを報告し、代表者だけで打ち合わせ(代表者朝礼)をすることもあります。だいたい、9:00から本格的に縫製の作業を開始。12:00から13:00までがお昼休みです。11月から希望していた設計を担当させていただくことになっているため、午後は図面を書く作業です。上司に図面を確認してもらい、修正してを繰り返して、17:30には仕事を終えます。
とにかく人間関係がいいところが、この会社の魅力です。社員同士の距離が近く、みんな親しみを持って接してくれる点は自慢できる点です。
はじめは同年代(20代)や同期がいないことで、不安があったのも事実です。何かに困った時に、気軽に相談できる同年代の仲間が欲しいと感じた時もありました。しかし、先輩が「何でも聞いて良いよ」と言ってくださって、今ではそうした不安を感じることなく、仕事を進めることができています。
午後に図面書いている時など、自分がいない時に「田口くんがいなかったから、作業が思うように進まなかったよ」と言っていただくこともあり、「自分が必要にされているな」「頼ってもらえてるな」と感じることができます。あとは、皆さん良いところをちゃんと言葉にして褒めてくれる点も嬉しいです。
カラッとした気持ちがあれば、きっと長く働ける職場です
正直に言えば、すべてを真に受けてしまったり、気にしたりしてしまう真面目すぎる方にとっては、なかなか馴染みにくい職場かもしれません。
仕事をしていると悪気はなくても、どうしても大きな声で注意されることもあります。仕事上で必要なことを伝えているだけで、その人を否定しているわけではないのですが、中には自分が否定されていると勘違いしてしまう方もいるようです。
注意されたことは、もちろん気にかけなくてはいけませんが、それを引きづらないカラッとした性格の方が合うかもしれません。
有給は部署ごとで工程をすりあわせれば、自由に取得することできます。「有給が使いにくい」という風潮ではありません。
社員同士が仲がいいからこそ、社員旅行もとても楽しく過ごすことができます。仲の良い人と飲みに行ったり、プライベートで遊びに行ったりもします。
私自身、仕事を覚える過程で、戸惑うこともたくさんありました。今まで学校に通いながらのアルバイトしかしてこなかったため、社員として働く心の準備があれば、もう少し早く気持ちを切り替えられたと思います。今回お話したことで心の準備をしておけば、きっとうまくやっていけるはずです。
話や趣味が合う人、同年代の仲間が増えてくれたら嬉しいです。一緒に働けるのを楽しみにしています。
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